…ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。

ピリピ 3:13-14

悔い改めて救いを得た後でも、使徒パウロは初代教会を迫害した過去の深刻な過ちについて、こだわり続けることもできました。後悔の人生を選択し、神に与えられた使命を全うすることなく生きることもできました。しかし、彼はそうしませんでした。代わりに、過去を忘れて「ひたむきに前のものに向かって」進むことを選んだのです。

友である皆さん、過去に生きないでください。

結婚の失敗、大きな過ち、他者から言われたきつい言葉など、それら全てを過去に残して前に進みましょう。もちろん、過ちから学びを得てください。しかし、キリストをあなたの成功、知恵、慰め、力として見て、自分には値しないほどの主の好意によって、主があなたの人生に新しいことを成し遂げてくださる様子に目を向けるのです。

主の知恵と恵みを通して、主があなたにより強く、祝福された人間関係を与えてくださる様子を見てください。主がより良い手当のある、さらに優れた仕事を与えてくださる様子を見てください。主が七倍にも健康を回復させてくださる様子を見てください。「古いもの」にではなく、さらにすぐれた主の約束に基づいて考え、思いを巡らしてください（ヘブル 8:6）。そうすることで、あなたは主の素晴らしい成功の中へと入っていけるのです！

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聖書 新改訳 ©1970,1978,2003 新日本聖書刊行会

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