あなたのミニストリーによって人生が完全に造り変えられたことを感謝したくて、この便りを書き記しています。

約2年前、私は何の悪意もなく、観るべきではなかったある動画をクリックしてしまいました。それは、心臓発作を患って死を体験し、イエスの御心にかなう生活をしていなかったがために地獄へ行ったと言うクリスチャンの男性についての動画でした。

その動画が引き金となって、幼少期に体験した衝撃的な虐待から、見捨てられることへの恐れが私の中に生じました。それはまるで、周りの全てのものが瞬時に崩れ落ちたかのようで、神に見捨てられる可能性を考えた私は深刻なパニック発作に襲われました。

この非常な恐れにより、私は2ヶ月もの間、食べることも眠ることもできなくなりました。骨と皮だけのような状態になり、ただベッドに籠ることしかできませんでした。

あの動画の男性の発言が真実かどうかを知りたくて、私はあらゆる聖書箇所を探り、神に見捨てられる要因はないか突き止めようとしました。その時に、私は赦されざる罪について読んでしまったのです。自分もそのような罪を犯したのではないかという恐れから、私は昼も夜も苦悩を抱えるようになりました。以前、聖霊に対して批判的な発言をしたり、神に対して非常に恐ろしい思いを抱いたりしたことがあったので、私も赦されざる罪を犯してしまったと思ったのです。

自分の思考から気を逸らすために、私は賛美の曲を聴くようにしました。医師や家族は私に投薬治療を試みましたが、何の効果もありませんでした。当時通ったミニストリーや教会では、救われるためにはキリストを受け入れ、良いクリスチャンになる必要があると言われました。私は悔い改め、思い出せる限りの過去の罪を全て書き出しました。過去から聖められ、良いクリスチャンになるために洗礼を受け直すことすらしました。

しかし、良いクリスチャンになろうとすればするほど、失敗を重ねてさらに失望したのです。

私は家族や神から完全に見捨てられたと感じました。自分の思考や心が休まる場所など、もはやどこにもありませんでした。わずかな希望を見出そうと必死になっていた私が唯一見出した光が、心優しいイエスについて宣べ伝えていたあなたのミニストリーから届いた一通のメールでした。私はその内容を何度も繰り返し読みました。そこには、これらの悲痛な出来事が起こる前の、かつての私が知っていたイエスについて書き記されていたのです。

私はあなたの著書「Destined To Reign（統べ治める運命）」を購入して読みました。そこには、あなたも赦されざる罪を犯し、私と同じような精神的苦痛を抱えていたことが記されていました。こんなにも偉大な方法で主に用いられている人でさえ、自分と同じ経験をしたと知ることは、私に大きな希望を与えてくれました。イエスは、あなたの苦しみを用いて私に希望を語り、私がひとりぼっちではないことに気付かせてくださったのです。

あなたの著書「The Power of Right Believing（正しく信じることの力）」の中で、イエスの犠牲は完璧であったと記されていたことがきっかけとなり、この恐れは完全に静まりました。主は、どのような罪も取り残しはしなかったのです。

イエスは決して私を離れたり、見捨てたりしないという真理は、私のうちに完全に根を下ろしました。神は私を自分の思考ではなく、大祭司であるイエスの故に義とされたので、もはや私が思考のゆえに義を失うことはないと認識できたのは、とても素晴らしい出来事でした。

あなたの著書を読んでメッセージを聴けば聴くほど、私の人生は回復を遂げていきました。精神面も安定し、希望を見出せるようになっていったのです。

イエスの愛によって、私は再び強められました。

主は、見捨てられることへの非常な恐れの裏にある真実についても明らかにしてくださいました。イエスがここまで導いてくださったのですから、私の内に始められた幼少期のトラウマからの癒しの御業も、主が完了させてくださることを確信しています。

あなたのミニストリーを日々神に感謝しています！あなたのミニストリーを用いて、主が私の人生を回復させてくださったことを決して忘れません。癒しは行いではなく、信仰によって受け取るものであり、イエスが十字架で私の癒しを買い取ってくださったという真理を教えてくださり、本当にありがとうございます。今もなお神は私を愛しておられること、そして、この世にあって私は主と同じようにされたが故に、再び恵みの御座に大胆に入っていけることを確信しています。

匿名希望  | アリゾナ州、アメリカ合衆国

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