私は約30年間に渡って古い契約の律法に捕われ、教壇から聞こえる厳しい教えの下にありました。そして約10年前、私は教会を離れる決心をしました。その後は非常な喪失感を味わい、自責の念にかられて絶望のどん底に突き落とされそうな状態でした。

そこで、私はテレビ伝道師たちを視聴することに多くの時間を費やし、彼らの様々なリソースも購入しました。それらはどれも良いものばかりでしたが、未だ満たされない感情を抱えていました。そんな中、「Condemnation Kills But The Spirit Gives Life（非難は殺すが聖霊はいのちを与える）」というタイトルのDVDに出会いました。私は自分が耳にした内容に驚愕し、それについて早急にもっと視聴しなければと感じました。18ヶ月前のこの日から、私はプリンス牧師のCDやDVDをたくさん購入しました。神の愛と素晴らしさをもっと学びたいという欲求は次第に増していき、驚くほど素晴らしい恵みのメッセージに完全に没頭していきました。

かつての私は恐れを抱いて生き、「罪深さ」を感じて密かに自分を嫌い、残酷で優しさに欠ける神から距離を置こうとしました。そして、自分は不十分な存在であり、頭の中に刷り込まれた神を満足させることなど不可能だと感じていました。

しかし、神はプリンス牧師のメッセージを通して、私に力強く語ってくださいました。それによって希望と自信が増し加えられ、天の父と兄であるイエスとの深く親密な関係を体験したいという飽くなき欲求を抱くようになりました。

そこで、私は多くの人々へプリンス牧師のリソースを贈ったり、貸したりしました。
最近、友人とランチをした時にも、彼女にプリンス牧師のCDをプレゼントしました。そして、別の友人を訪問してCDをプレゼントしようと車に乗り込むと、自分の上に非常に重く、邪悪な抑圧がのし掛かるのを感じました。その感情を取り除くため、運転中にプリンス牧師のメッセージCD「How To Walk In The Blessings Of Abraham（アブラハムの祝福の中を歩む方法）」を再生することにしました。

雨模様だったので、私は安全運転に集中して法定速度内で走行しました。友人の自宅付近で大きくカーブを曲がった時、車の後輪がアスファルトの路肩に落ちました。後輪を道路に戻そうとした時、路面が滑りやすかったため車がスリップし、制御不能な状態に陥ってしまいました。

目の前にぼんやりと木が現れ、心の中で「この状態で神はお前を助けられない」という声が聞こえました。車が木に衝突した時、私はただ「神様、お願いです」という言葉を絞り出すことしかできませんでした。その衝撃で車は激しく回転し、宙を舞いながら道路の反対側へ投げ出されました。その瞬間、体が座席の外形に堅く支えられているのを感じました。何が起きているのか把握できましたが、それでも落ち着いた状態で心には平安がありました。

その後、私には目に見える外傷がなかったことに人々は驚いた様子でした。

事故後、背中に痛みを感じたので、救急医療隊員の方たちは脊髄損傷を疑っていました。しかし、異なるレントゲン写真やスキャンの結果から、何の問題も見つかりませんでした。それがあまりにも衝撃の大きい事故であったことや、私の年齢が65歳であったことなどから、退院時、医師たちから経過を用心深く見守り、気をつけて生活するようにと告げられました。

その夜、私はワクワクした気持ちで、天のお父さんである神が私に臨まれ、人間的に考えると絶望的な状況で私を堅く支えてくださっていたことに感謝しました。そして、翌日には友人にCDを渡すことができました。

プリンス牧師、あなたのメッセージを通して、神が私を解放してくださったことを感謝します。あなたを深く愛しています。

シルビア・オルベリー | オーストラリア

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聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会

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